ようこそあかちゃん 3,780円
あかちゃんの ために
せいかいで たった いっさつの えほん
元気でやさしい子
に育ってね★
2008年6月20日
パパとママより |
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ようこそ! しんちゃん
ようこそ! あかちゃん
なかえよしを・作 上野紀子・絵
クリエイト・ア・ブック |
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こうのとりが
しんちゃんを
おとうさんの 和夫さん
おかあさんの ひろこさんに
とどけるために
さいたましに 向かってとんでいました。
「しんちゃんが うまれる
2008ねん6がつ20にち
3じ30ぷんまでには
まだ だいぶ じかんも あるなあ。
ちょっと ひとやすみして いくかな。」
こうのとりは ずっと とびつづけて いたのでつかれていたのです。 |
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こうのとりは きれいな おはなばたけに
まいおりました。
「きもちのいい おはなばたけだ。」
こうのとりが そういって やすんでいる あいだに
しんちゃんは はいはいして
おはなばたけの さんぽに でかけました。 |
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しんちゃんが おはなばたけに
はいって いくと そこに きれいな
ようせいの おじょうさまが あらわれました。
「ここからは ようせいの くにですよ。
ようせいで ないと はいれませんよ。」
しんちゃんは
なんの ことだか わかりません。
すると ようせいの おじょうさまは
「しんちゃんを
ようせいに して あげましょう。」
と いって つえを ふりました。 |
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すると しんちゃんの せなかに
かわいらしい はねが はえました。
はねが はえると
そこに ちいさな はなの ようせいが あらわれました。
「わたしが ようせいの くにを あんないします。」
しんちゃんは
はなの ようせいの あとに ついて
おはなばたけの うえを とんで いきました。 |
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「ようせいの くにの おともだちに
しょうかいして あげましょう。」
はなの ようせいは しんちゃんを
みんなの ところに つれて いきました。
「みなさーん あたらしい ようせいの
しんちゃんですよー。」
おはなに たくさん ちいさなようせいたちがあつまって きました。
あたらしい おともだちが できて
みんな うれしそうです。
「しんちゃんの
かんげいかいを しましょう。」
みんなが いいました。 |
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ちいさな ようせいたちはしんちゃんのためにジュースを つくろうとたくさんの くだものを もって やって きました。
しんちゃんの ための ごちそうです。
「どうして みんなに はじめて あったのに こんなに しんせつにして れるの?」「だって しんちゃんのよろこぶ かおが みたいんだもの。」ちいさな ようせいたちが こたえました。しんちゃんは うれしくてジュースを いっぱい のんで しまいました「それでは こんどは みんなでかくれんぼを しましょう。わたしが おにに なるからみんな かくれて いいですよ。」と はなの ようせいが いいました。 |
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それを きくと みんなは あっと いうまに
おはなの かげに かくれました。
しんちゃんも いそいで
おはなの かげに かくれました。
でも みんな すぐに
はなの ようせいに みつかって しまいました。 |
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「こんどは おにごっこを しましょう。」
はなの ようせいが いうと
「こんどは しんちゃんが
おにに なる。」
と しんちゃんが いいました。
「えっ しんちゃんが?」
みんなは おどろきました。
「どうして おになんかに なるの?」
と みんなは しんちゃんに
たずねました。
「だって みんなの よろこぶ かおが みたいんだもの。」
としんちゃんは こたえました。 |
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みんなは しんちゃんが
こころの やさしい こだと おもいました。
それで ようせいの おじょうさまが
しんちゃんを ようせいに
したんだと おもいました。
ちいさな ようせいたち みんなは
そら たかく のぼりました。
とりさんが やって きて
びっくりぎょうてんしていました。
しんちゃんは たのしくて たのしくて
いつまでも とびまわって いました。 |
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あまり とびまわって いたので
みんな つかれて しまいました。
ちいさな ようせいたちは
おはなの うえに まいおりて
おはなの つぼみの なかで おひるねをしました。
しんちゃんの まわりに みんな よりそってしあわせそうに ねて しまいました。 |
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しばらく ねて いると
どこからか かすかな こえが きこえて きました。
「しんちゃん。」
「あっ こうのとりの こえだ。」
みんなも「きこえる きこえる。」
と いいました。
しんちゃんが みあたらないので
こうのとりが しんぱいして さがして いるのです。
「もう いかなくては」
しんちゃんは いいました。 |
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「また あそびに きても いい?」
しんちゃんが たずねました。
「でも にんげんに なったら
ようせいで なくなっちゃうから
わたしたちの ことなんて きっと わすれちゃうよ。」
ちいさな ようせいたちが いいました。
「ぜったいに わすれない!」
しんちゃんは おおきなこえでいいました。
「さよなら また くるね。」 |
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しんちゃんは
こうのとりの こえの する ほうへ
ようせいの くにの おはなばたけから
でて いきました。
すると しんちゃんの
せなかの はねが きえました。
「さようなら また あそびに きてね。」
ちいさな ようせいたちは
しんちゃんに てを ふりました。 |
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しんちゃんは
鈴木医院の鈴木せんせいの おかげでしんちょう 52センチ たいじゅう 3300グラムでたんじょうしたのでした。
おとうさんと おかあさんはしんちゃんが うまれて だいかんげきでした。
おじいちゃん、おばあちゃん、たけしにいちゃんが、しんちゃんの たんじょうをおいわいして くれました。
それを みとどけると こうのとりは
まんぞくそうな かおを して かえって いきました |
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