ゴルフの本
全文紹介
表紙
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| 入力できるデータ |
入力データ |
| 主人公になる人のフルネーム |
大原 大次郎 |
| 呼び名・ニックネーム |
大原部長 |
| 性別 |
男 |
| 年齢 |
55歳 |
| 住んでいるところ |
葛飾区亀有公園前 |
| 本の登場人物 |
寺井、中川、麗子さん |
| 本の贈り主の名前 |
両津 勘吉 |
| よく行くコース |
亀有ゴルフコース |
| 本をプレゼントする日 |
2008年7月3日 |
| メッセージ |
お誕生日オメデトウございます |
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大原部長流
ゴルフ・プレー
あなたに贈るお話の本
ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
ステファン・マックケルヴァイ画 |
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これは、比類なきゴルファー
大原部長のために
特別に書かれた本です。
2008年7月3日
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ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
うまれた競技であることは、よく知られています。ささやかに始まったこの競技は、その後
世界中に広まり、今や人気スポーツとなっています。
ボビー・ジョーンズのような
伝統的なスタープレーヤーも生まれました。
そして日本でも、国内のツアーにあきたらず、海外のメジャー大会を目指すプロが増えています。
ゴルフは世界中で、さまざまな形で
プレーされているのです。
大原部長流ゴルフもそのうちのひとつです。 |
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大原部長は、
寺井や中川や麗子さんたちと
おきにいりの亀有ゴルフコースに
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ みんな死の危険に
さらされてしまうのです! |
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他人のうわさとは裏腹に、
大原部長はケチるということがありません子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところがあるかもしれませんが・・・・・・
ゴルフのこととなると話は違います。
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大原部長は以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールはけっして水には浮かないことなども、
大原部長は何年もかけて、体得したのです。 |
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大原部長の生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけではありません。
彼はなにを優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるがを心得ています。
かつて大原部長が
嵐の中で全コースを回ったという事実はありません。
彼が17ホール回ったところで、
ゴルフ場がクローズになってしまっただけなのです。 |
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ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを 夢見ています。
ティーグラウンドから
フェアウェイの真ん中の飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ・・・・・・
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
大原部長が55くらいを打つのはたやすいことです。
問題は最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです。 |
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ゴルフの名手といわれる人は、いかなる場合にも、
各種のショットで対応できます。
例えば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、ランニング、・、アプローチ、というように。
大原部長も多彩なショット・・例えば
チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフックなどを 繰り出します。
彼の持つ最高のショットは、
寺井と中川と麗子さん命名の
”まぼろしの一撃”です。 |
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以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが 導入されました。
これはゴルフの腕前に差がある人同士でも一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
大原部長にとって、
このシステムは大きな欠点があります。
彼は数を数える勝ちのある10ラウンドを
回ったことがないのです!? |
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大原部長がゴルフをする理由のひとつは運動のためです。
ほかの運動はどれも大原部長に不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かす、
テニスをやればネットにボールの行く手を阻まれ、さっさと切り上げたのは、よかったのですが、彼はホトホト疲れてしまいました。
大原部長のようにほどよく鍛えられた肉体の持ち主には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。 |
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ゴルフのラウンドを回り終えると、
いつも大原部長は
寺井や中川や麗子さんと
『19番ホール』に現れます。
そこでそのひのショットについて話し合ったり、次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
大原部長は仲間と 一杯ひっかけます。
それから、いかに今日はついていなかったか、あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。 |
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ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
大原部長はときに素晴らしいショットを
繰り出します。
以前、ディープ・バンガーからうったショットが 奇跡的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!? |
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大原部長は友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から開放されるチャンスでもあります。
大原部長は
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されていくんだよ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが解消されるのです。 |
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大原部長はいつか
自分のゴルフの本を書くことを夢見ています。
『3歩前進2歩後退
大原部長のゴルフ人生辛抱だ』
『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係 ー 大原部長著』
『大原部長の19番ホールの楽しみ方』 |
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ゴルフは、大原大次郎にとって
まさにチャレンジなのです。
寺井や中川や麗子さんに
どうしてゴルフをするのか問いかけます。
その答えは明白です。
ティーショットがうなりをあげて、飛んでいく瞬間
アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどうりに
カップに吸い込まれていく瞬間・・・・
大原部長にとってそんなありふれた出来事はともかく、ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような 奇跡の主人公になる為にゴルフを続けているのです。 |
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大原大次郎様
自分流ゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからと言って、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボーリングと同じように考えたらいいと思います。
スコアが高いほどいいんだってくらいに・・・・・・
2008年7月3日
両津勘吉より |
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お誕生日オメデトウございます
両津勘吉より
2008年7月3日 |
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